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チェーンのオフセットをしているときにふとチェックしてみると チェーンの動きがずいぶんと渋くなっている。 |
RKのブラックチェーンにしてから4年、距離は1万km。 伸びているし、カクカク曲がって固着している部分も若干ある。 となれば交換です。 今回選んだのはEKチェーンのスーパーモタード用としてラインナップしているEK520RR/SMです。 これは以前発売していたEK520RXO/SMのシルバーバージョンで、若干重量も軽いようです。 これらは通常よりスリムなSXリングを使用し、シールチェーンでありながら ノンシールチェーン張りの薄さを実現しており、リアタイヤのチェーン干渉を防ぐとの事。 っても全幅で1mm、片側0.5mmの差なんですけどね(笑) 一応レース専用品とのことですが、表記の範囲内で公道もOKだとのこと。 625SMCはどっちのジャンルに入るか微妙ですが、600ccマルチよりパワーが無いから大丈夫でしょう。 |
さて交換作業です。 まずはチェーン洗浄から。 チェーンは新品購入時にかならず白いチェーンルブがついています。 これは流通上、サビを完全に防ぐためにかなりタップリと塗られていますので ワタシはいつも洗浄します。 ↓これは洗浄後。 シールチェーンなので専用の汚れ落としを使います。 一回で半分以上なくなります。 |
洗浄が終わったら、プレートを圧入します。 ここからの一連の作業には専用の工具が必要になります。 ワタシはDIDのかし丸君を使っています。 このときリングを入れ忘れないように気をつけます。 また、圧入時につぶさないように気をつけます。 かし丸君を使えばツライチを気にせずに勝手にそうなりますので安心です。 |
圧入したプレートが他のチェーンのプレートとツライチになっているか確認します。 またこの時、チェーンの動きをチェックし、他の部分と同じ程度の動きかを確認します。 ほぼツライチなりました。 |
その後はカシメます。 カシメの作業は締めすぎでもゆるすぎでもダメです。 かし丸君の説明書だと止まるまで締めると書いてありますが、それで亀裂を入れた経験があるのでちょっとビビッてます。 ピンに亀裂が入るほど締めすぎた場合は必ずリンクを交換してくださいね。 |
かし丸君の使い方は以下を参照してください。 いい工具ですよ。 買うときは高いですが、二回使えば元が取れます♪ |