|
|
オイル交換の作業は国産に比べちょいと面倒です。 オイルドレン3箇所、オイル注入口2箇所、オイルフィルター2個と すべてが通常の倍以上あります。 それでだけこのマシンがオイルに気を使っているということでしょう。 メーカー推奨オイルは「MOTOREX POWERSYNT 4T 10W-50」です。 以前はシェルアドバンスで非常に高価なオイルでしたが モトレックスに変わって値段も半額になりユーザーの懐に優しくなりました。 |
|
ラフロの通販でまとめ買い。購入当時はリッター¥1470と100%化学合成の中では最安値かも。 | |
|
|
まずはオイルフィルターです。 カートリッジタイプはエンジン前方にあるフレームに使います。 ペーパータイプのフィルターはエンジン右サイドの丁度ブレーキペダルの横に使います。 |
|
カートリッジタイプ。ちゃんとビニールが被さっている。 っていうか、国産のカートリッジタイプを見たことがないので差がわかりません。 |
|
ペーパータイプ。綺麗な赤色です。 | ここにペーパータイプをつかいます。(8mm) |
|
|
オイルのドレンはエンジン下2箇所、カートリッジフィルターをはずしたところのフレーム部分に1箇所 | |
エンジン下。ボルト2本がドレンです。 大が19mmで35N/m、 小が13mmで25N/mです 真ん中のヘキサゴンはイジっちゃだめです。 |
カートリッジフィルターを外したところ。 カートリッジをつける真ん中のねじ込みの すぐ横にあるヘキサゴンがドレンです。 4mm、10N/m |
|
|
まずはエンジン下のドレンからオイルを抜き取ります。 このとき、エンジン左側にあるオイル注入口の開けておくとオイルの出が良くなります。 |
|
走行2000km未満でこの汚れ具合です。 まぁ、汚れるのはオイルがしっかりと汚れを吸着しているのでいいことなんですが もっとマメに交換しても良いくらいです。 オイルはどちらから抜いても問題はないです。 |
|
|
|
その後、カートリッジフィルターを外してフレーム内のオイルも抜き取ります。 カートリッジ用のフィルターソケットが別途必要になります。 |
|
カートリッジを外した状態。結構オイルが出てくるのでエンジンを汚さないように ダンボールなどで受けを作ってあげるといいかも |
|
|
|
オイルを抜き取ったあと、車体を真っ直ぐに立てて残ったオイルを排出する。 人によっては軽く2〜3回キックをする人もいますが、なんとなくやめときました。 その後、すべてのドレンを締めたあと、カートリッジフィルターを取り付けますが 装着するときに必ずフィルター内に新しいオイルを並々注ぐのと フィルターのOリングにオイルを塗ってください。 |
|
オイルを並々と!エア混入予防です。 | Oリングにもオイルを。劣化防止になります。 |
|
|
エンジン左のオイル注入口より1.3Lのオイルを注入します。 なるべく正確に測ってください。 ちなみに私は適当ですが… さらに車体右側、ステム部分にあるオイル注入口から0.6L注入します。 この部分はオイルを入れてすぐに閉めてはいけません。 オイル注入後、ボルトを外したままエンジンをかけて注入口からオイルが出てくるまで放置し オイルがあふれてきたらエンジンを止めてボルトを締めこみます。17mm、25N/mです。 締め込みが弱いと走行中オイルが吹き出てきますのでご注意を! |
|
写真中央の銅ワッシャーを噛ませてあるボルトが注入口です。 非常に入れにくい場所なのでロート等を持っておくと便利です。 再利用する場合はひっくり返して使うほうがいいでしょう。出来れば毎回交換です。 |
|
|
|
以上で簡単ながらオイル交換の手順を紹介しました。 慣れないうちは手こずるかもしれませんが覚えてしまえば楽しいものです。 愛車の血液ともいえるオイルですから是非オーナーの手でやってあげたいものです。 |