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以前、アクラポのフルエキをつけた時の話。 中間パイプがあまりに太いために純正のFCR-MXが干渉する事態になりました。 その時はご愛嬌と書いておりましたが・・・ |
なんと、マフラーの裏側がどんどん削れているではないですか! さすがのチタンもスレンレスでガリガリされ続けると削れますね〜! マフラーの通し方もいろいろ試みましたが、どうやってもキャブ干渉します。 あれこれ考え、ロード用のFCRのほうが小さいことに気付き、交換を試みました。 まずは某オクにてSR400用のFCRを落札。 想定より上がってしまった上にパーツ欠品です。トホホ そしてKTMにあうようにスピゴットを交換しなければなりませんが さすがにKTM用としては売っておりませんので特注になります。 またいつものごとく隣のおじさんにお願いしてワンオフ削り出しで作って頂きました! お願いしてから約30分で完成。すごすぎます・・・ |
で、完成がコチラ! 上がSR用で下がKTMようです。 太くて短いんですね。 |
これに液体パッキンでコーキングして装着します。 |
装着後の前後の距離を測ったら当然ですが、寸分の狂いなくFCR-MXと一緒になりました。 これでガタもなく綺麗にボルトオンできます! どうです!このおさまり具合!! 全体的に少し小さくなったので周りはスカスカ! 取り付けも純正に比べて幾分か楽です。 |
肝心のクリアランス。 比較写真がなかったのが残念ですが約1cm空きました。 これで干渉することはありません。 肝心のセッティングはFCR-MXと全く一緒でOKでした。 なので全て移植する感じです。 唯一スローだけが企画が違うので購入しました。PWKタイプを使います。 |
装着後、試走してきましたが明らかにピックアップが良い。 同じFCRで、MXのほうが時代を考えても新しいから性能は良さげですが 私の感覚ですとロードFCRのほうが全然良いように感じました。 ちなみにアクセル開度を検出するTPSはつけておりません。その影響でしょうか。 ただ一つだけ問題があって、ロード用FCRはもともと4気筒をメインに考えられて作られたので FCRのウリの一つである加速ポンプの効きが良すぎちゃうんです。 正確に言うと加速ポンプの吐出量が多すぎで 始動時はいいのですが、カソクポンプが効く区間が少し濃いめのセッティングになるとのこと。 かといってスロージェットの番手を下げたりニードルの位置を上げたり太くするのは間違いで 一番の解決策は吐出量を減らすことなんですが ロード用FCRにその機構はありません。 となると・・・ |